【近隣住民提供】「機体傾いたまま落ちた」周辺住民ら 機体に異常か

映像は八尾空港事故直後の様子(近隣住民提供)

 小型機が3月26日墜落し、4人が死亡する事故が発生した大阪府八尾市の八尾空港。周辺には住宅地が広がり、複数の小学校などもある。一歩間違えばさらに被害が拡大していた恐れもあった。「まさかこんな事故が起きるなんて」。目撃した周辺住民らは声を震わせた。
 「高度が下がるにつれて、だんだん機体が右側に傾いているように見えた。片方の車輪が出ていないように見えて、『えっ?』と思った」
 空港近くで車を運転していた愛知県安城市の会社員、加藤悠迅さん(19)は事故の直前、傾いた状態で着陸しようとする小型機を目撃した。車が物陰に入って機体は見えなくなったが、直後に地面に何かがぶつかるような「ドーン」という大きな音が一度聞こえた。「何か機体に異変があったのだと思う」と不安そうに話した。
 空港近くに住む主婦、岩本洋子さん(71)も、上空50~70メートル付近にいた小型機の姿を目の当たりにした。「機体がやや傾いていて、元に戻るのかなと思っていたら、そのまま真っすぐ下に落ちた。乗っていた人が助かっていてほしいと思ったが…残念だ」。
 機体は墜落して尾翼が折れるなど大きく破損。直後に炎上し、黒い煙が立ち上った。消防車による消火活動が行われ、その後にブルーシートで覆われた。
 空港に隣接する遊覧飛行会社に勤務する30代の男性社員は「けたたましいサイレンが鳴り、なんだろうと思って滑走路を見たら化学消防車が消火剤を噴射していて、瞬く間に周辺が真っ白になった。こんな事故を見たのは初めて」と驚きを隠せなかった。

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